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家づくりのよくある質問③

2026年03月29日

弊社に来られるお客様や同業者の工務店さんやハウスメーカーさんからよく聞かれる
質問に対する回答シリーズ第3段 
 
(前回読まれてない方は下記より↓↓↓)
 
 
 
 
 
 
 
今回は前回に引き続き「基礎断熱」の構成の違いによって出てくる
 
「熱橋」の結果についてみていきましょう。
 
前回のおさらいとして、床断熱は冬には効いてきますが、夏場暑くなる地域では
 
地中に放熱する性質を担保するためにも基礎断熱の方が優位ということを話しました。
 
また、基礎断熱でも色々あり、前回最後には下画のように「家の内側で断熱する」
 
場合と「家の外側で断熱する」場合のモデルを示しました。

 
 
※これは基礎の断面で、グレーがコンクリート、水色が断熱材
 



 
 
 
ではさっそく冬場の熱の移動がどうなるかを見ていきたいと思います。
 
まずは基礎内断熱
 
 
 
 
赤に近づけば近づくほど20℃に近く暖かく、青、紫に近づくほど0度に近く冷えています。
 
コンクリートは熱容量が大きく、蓄熱性が高い為、断熱を内側ですると断熱より外側は冷えて
 
一度冷えると暖まりにくくなります。
 
また、画像から見て分かるように、いくら暖房しても、基礎底盤は無断熱なので、
 
家の中の熱が地中へ逃げて行って、暖房がだだもれになってしまいます。
 
大きな穴を空けた水槽に水を貯めるのと同じような状態です。
 
冬場に部屋ごとに温度ムラが部屋で生じたり、普段目にすることのない、
 
断熱できていない基礎や土台まわりで結露してしまいます。
 
 
 
では次に基礎外断熱で断熱が途切れなく連続している場合を見てみます。
 
 
 
熱容量の大きなコンクリートの外側で、壁の断熱から途切れなく連続しているので
 
コンクリート自体が部屋内の温度を蓄熱して暖かい状態になってくれています。
 
また、基礎底盤からの熱の逃げも極端に少なく、家全体が本当の意味で魔法瓶化し、
 
温度ムラがほぼ無く、暖房に頼らなくても快適で経済的で、何のストレスも無い
 
躯体を傷めない状態が担保出来ます。
 
連続断熱を見えない場所まで途切れなく実施することで、コンクリートすらも
 
味方につけることが出来る。
 
これは日本ではあまり知られていませんが、欧米諸国や他の先進国では常識的な
 
あたり前の構成です。
 
もちろん、大事なシロアリ被害に遭わない部材選定や処置もあたり前にセットで
 
考える必要がありますが、問題無く実現できるのです。
 
 
 
夏も温度分布がこの逆になり、やはり同じように熱橋(断熱が途切れていること)
 
が家や快適性や経済性の最大の敵になってしまいます。
 
もう少し細かく言うと、この詳細な解析シュミレーションを高いレベルで行うことで
 
夏冬のバランスの取れた必要な断熱量を導き出すことが出来ます。
 
このシュミレーションが出来ておらず、世のほとんどのお家が単純な断熱量が足りておらず
 
また連続断熱を実現出来てないことが、新築後に「思ったほどじゃなかった」という
 
多くの不満の声に繋がっているようです。
 
これらを確実に実施した上で、日射取得量に応じた窓の種類や面積を算定し、夏場の
 
日射遮蔽に必要な軒の出やその他遮蔽要素を細かく詳細に算定することが重要です。
 
 
 
そうすると、冬は何の暖房も一切使わない、夏は維持コストのかからない普通の
 
壁掛け6畳エアコンを除湿自動運転さえすれば良い、という超超超超経済的で
 
メンテナンスや故障時の買替等のランニングコストも最大限抑えられた
 
財布にも環境にも家にも家族の健康にも優しい、効率的で理にかなった家づくりを
 
実現することが出来ます。
 
 
 
そしてそんな家づくりを実現するための非常に大事な要素があと3つあります。
 
それは、「気密」「換気」そして、家のあらゆるところの見えない場所に
 
必ず使われている「防湿防水気密建材の選定」です。
 
 
 
次回はよくいただく質問の「気密」について話したいと思います。
 
ただ気密測定をしていれば良い、ではないです。
 
その程度や方法やおさえるべき点が何か?
 
詳しくお話していきます。
 
また次回のお楽しみに。
 

 

 

 

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このブログでお客様も同業者の方も、少しでも多くの学びがあれば

幸いです。

 

ご質問等ある方は別途お問い合わせください! 


 

 


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